横須賀の高台にある築100年の古民家を風景司 団塚栄喜がリノベーションした叢泊の家 IKUSA(イクサ)は、
団塚が手掛けるアートプロジェクト「不時泊」五部作のひとつ。
階段を128段登った突き当りにある見晴らしのいい場所。
遠くに東京湾、眼下に京急の線路とホームが見渡せる。
ほどよい自然に囲まれた静かな家。
庭の大きな桜の木がシンボルで花見の時期は見事な花を咲かせる。
建物の内と外はトタンだけで仕切られていて梁はむき出し。
存在感のある土壁。木漏れ陽とすきま風。
空間の仕切りには形を残したイクサや竹が使われている。
溶岩石の大きな正方形の浴槽の周りには備長炭が敷き詰められている。
空間のほぼ真ん中に大きな囲炉裏。
3000年前の神代杉で作られたテーブル。
書斎。茶室。神の間。
玄関の割れた床面で泳ぐメダカがこの建物の主(あるじ)である。

叢泊の家 IKUSA アクセス

address: 横須賀市東逸見町2-88

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